ツンツンとの出会い
- Kyoko Iwai
- 2022年3月31日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年4月4日

この独特のフォルム。
縦横に、合計100本のツンツン。
トゲトゲしているように見えても、実際はこんなに柔らか。
真ん中部分が緩やかにカーブして、石けんの重みをソフトにソフトに支える。
初めてツンツンに出会ったのは、デザイナーの宮城壮太郎さんの事務所へ伺った時でした。今からかれこれ13年前のことです。

私は当時、会社のロゴを一新する仕事を任され、同窓の宮城さんを頼って、様々なアドバイスをいただき、数々の難問をクリアすることができたのでした。
そんな折、数多くの作品の中にこのツンツンがありました。とても印象に残ったことを覚えています。
ちょっと見ただけでは、ツンツンのすごさはなかなかわかりません。使い続けることで、丈夫でありながらしなやかなツンツンの実力がわかります。
商品ページに宮城さん(&高橋美礼さん)の言葉を紹介しましたが、ここでもう一度。
「Tsun Tsun を洗面台で使うと、朝には元気をくれます。夜には安らぎをくれます。台所やデスクでも使ってください。石鹸に限らず、カードや鍵、文房具のちょっとした置き場にもなります。ツンツンして痛そうですがとっても柔らかくて優しいです。」 デザイナー 宮城壮太郎&高橋美礼
*宮城さんは、2011年3月60歳の若さで永眠されました、数々のデザイン性機能性に優れた作品を残して。
*その宮城さんの業績を振り返る展示会が開かれます。
宮城壮太郎展
使えるもの、美しいもの
世田谷美術館 世田谷区砧公園1-2
2022年9月17日(土)〜 11月13日(日)
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