オーガニックミスト・カモミールが生まれるまで
- Kyoko Iwai
- 2021年12月31日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年3月3日
店長兼雑用係の「そよ風」が、初めて自社ブランドのローションを作りました。私にできるのかなあ、出来上がったとしても世の中に全く知られていない商品をどうやって皆様にお勧めすることができるだろうか。
本当にいいものを出せばお客様はきっとわかってくださる。その想いは変わりませんが、ありとあらゆる種類の化粧品がしのぎを削るこの業界、いくらなんでも無謀すぎないだろうか。チャレンジしたいという気持ちと、やめておけば、、、みたいな気持ちの間で行ったり来たり。自信の無さが一歩踏み出すことを思いとどまらせてきました。
実は、オーガニックミスト・カモミールには前身のテルミィ全身保湿ローションがありました。
一度使ったら手放せないその使い心地。ベタベタしないのに、しっとり。しかもスプレイ式でシュッシュっと全身に使うことができます。これは便利!顔にもボディにもちょうど良くて、これ一本で足りる、しかも価格的にも良心的。(ずっと使い続けたかったのですが、オーナーの「T」さんの都合で販売終了になってしまいました。)
オーガニックミスト・カモミールは、まさにこのコンセプトを形にしたものなのです。カモミールは、海外で暮らしていた頃に、ハーブティとして体調を整えたい時に欠かせませんでした。だから、最初から「カモミール」を使いたいと考えていました。
しかもオーガニックであることに拘りました。
だけど、本当に実現できるだろうか、ずっと手探り状態で、なかなか光明が見えませんでした。
ある時、八ヶ岳の麓の石けん工房モンテ・サポさんにこの私の希望を伝えたところ、オーガニック化粧品も自社開発の経験豊富とのこと、早速協力してくださることになりました。アドヴァイスをいただきながら、成分はもちろんのこと、ボトルの形状や容量、そしてパッケージデザインなど、最終形になるまでにほぼ二年かかりました。
思い返してみると、この2年間、理想の化粧水を作りたいという気持ちをずっと持ち続けることができたことが奇跡のように思えます。そこには、たくさんの「出会い」がありました。
カモミールとの出会い、テルミィ全身保湿ローションをお一人で開発されたTさんとの出会い、ちょうど良いボトルを提供してくださったFさんとの出会い、そしてモンテ・サポさんとの出会い。いくつもの出会いがあって、前に進めることができたあとでしか味わえないこの達成感!
ぜひ、お試しくださいね!

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